日本国内の両替
国別両替まとめ
アメリカドルの両替に関して、日本・アメリカ現地で徹底調査。パターン別におすすめの両替方法をまとめました。
アメリカドルの両替は国内・現地のどこで両替するのが一番レートが有利なの?
日本で事前に両替を終わらせられないの?
アメリカでの両替はどのようにすればいいの?
アメリカドルを日本円に戻すにはどうすればいいの?
アメリカドルの両替に関する疑問を、この記事ではまとめて解説します。
アメリカドルの両替は、場所によってどのくらいレートが違うの?
両替場所によって、最大で1万円当たり1000円以上の差がでます。具体的には次の通りです。
日本国内・アメリカ現地の両替レートを調査し、主要な両替所の両替レートを下記に示します。
場所 | ポイント | 最安値と比べた 1万円当たりの 両替差額(目安) |
---|---|---|
日本の空港はアメリカドルに最も力を入れており、レートは比較的良好 | 最安値クラス | |
空港と比べた場合、若干不利だがレートは近い | -102円損 | |
成田空港や関西国際空港より良い~同等のレート | 最安値クラス | |
両替レートは最悪。現地の空港だけは避けたい。 | -1000円以上~損 | |
頑張って良いお店を探せば、日本に近いレートで両替できる場合も | -189~-271円程度損 |
場所 | 店名 | レート ($1=) | 最安値と比べた 1万円当たりの 両替差額 |
---|---|---|---|
GPA外貨両替専門店 | 136.03 | -87円損 | |
関西国際空港直営外貨両替 | 136.23 | -101円損 | |
セントレア直営外貨両替 | 135.94 | -80円損 | |
みずほ銀行 | 136.24 | -102円損 | |
外貨両替ドルユーロ | 134.85 | 最安値 |
場所 | 店名 | レート (\100=) | 最安値と比べた 1万円当たりの 両替差額 |
---|---|---|---|
GPA外貨両替専門店 | 134.41 | 最安値 | |
Peoples Foreign Exchange | 137.00 | -189円損 | |
LA Currency | 138.16 | -271円損 | |
Global Currency | 137.32 | -212円損 | |
BANK OF AMERICA | 137.93 | -255円損 |
日本で両替しておきたいんだけど、おすすめはどこ?
アメリカ現地での両替は、どうするのがいいの?
ここでは両替場所別の、おすすめ両替所をまとめます。
アメリカドルを日本国内で両替する場合は、「外貨両替ドルユーロ」がレートが安いのでおすすめです。
日本国内の両替レートに関しては、以下のサイトで確認が可能です。
日本の空港や銀行と比べた場合、やや良い~同程度のレートになっています。事前に両替を終わらせておきたい方や、良いレートで両替をしたい方におすすめです。
外貨両替ドルユーロは、利用レポートを以下の記事でまとめています。
当日に両替する場合には、日本の空港での両替がレートが良いのでお勧めです。
各空港、両替店は複数あり、レートはそこそこ異なるので調査しています。結果は次の記事にまとめています。
アメリカでの両替は
①現地の空港では両替しない(レートが悪すぎる)
②大都市中心部で、日本と同程度のレートのお店を探す
ことがポイントです。
アメリカ現地の両替レートは、基本的に日本より悪い事がほとんどです。そのため、基本的にはアメリカ現地で両替をしなくてすむよう、日本でまとめて両替しておくことがおすすめです。
ただそれでも現地で両替が必要になることはあると思います。大都市の中心部では、日本に近しいレートで両替できる場合もあります。おススメの両替店を、これ以降でまとめていきます。
基本的にアメリカ現地では、日本と比べレートが悪い両替店が多いです。日本よりちょっとレートが悪いぐらいのお店でも、アメリカ現地ではレートが良いほうなので注意してください
アメリカの両替ってどこでできるの?
アメリカ各都市の両替方法を、都市別にご紹介します。
観光地はどこでも、パンデミックの影響で両替店が減っているので注意してください。
ハワイでの両替は、パンデミック前から比較的評判のよかった「Pacific Money Exchange」が比較的レートが良いほうです。
その他の両替店に関しては、ホノルル(ハワイ)の両替は次の記事でまとめています。
ニューヨークでは、A&S Foreign Exchangeが比較的評判の良い両替店です。
ロサンゼルスでは、LA Currencyが比較的評判の良いお店です。
アメリカドルを余らせてしまったけど、どうやって日本円に戻すのがいいの?
両替レートの傾向は、日本円→アメリカドルの場合と基本的に同じです。おすすめの方法をまとめました。
まず、アメリカ国内で両替する必要はありません。基本的に日本よりレートが悪いためです。帰国後の両替になるので、お勧めの両替方法をまとめます。
まずは日本国内でのアメリカドル両替レートについて、以下の通りまとめます。
場所 | ポイント | 最高値と比べた 1万円当たりの 両替差額(目安) |
---|---|---|
日本の空港はアメリカドルに最も力を入れており、レートは比較的良好 | -40円前後損 | |
空港と比べた場合、若干不利だがレートは近い | -57円損 | |
成田空港や関西国際空港より良い~同等のレート | 最高値 | |
両替レートは最悪。絶対に現地の空港だけは避けたい。 | -500円以上~損 | |
頑張って良いお店を探せば、日本に近いレートで両替できる場合も | -153~-447円程度損 |
場所 | 店名 | レート ($1=) | 最高値と比べた 1万円当たりの 両替差額 |
---|---|---|---|
GPA外貨両替専門店 | 129.63 | -34円損 | |
関西国際空港直営外貨両替 | 129.01 | -82円損 | |
セントレア直営外貨両替 | 129.32 | -58円損 | |
みずほ銀行 | 129.33 | -57円損 | |
外貨両替ドルユーロ | 130.07 | 最高値 | |
Peoples Foreign Exchange | 124.5 | -447円損 | |
LA Currency | 125.87 | -333円損 | |
Global Currency | 128.11 | -153円損 | |
BANK OF AMERICA | 125.94 | -328円損 |
帰国後、日本の空港で両替しましょう。
基本的には円→アメリカドルの両替がお得な店舗ほど、逆の両替もお得です。各空港別のレートが良い両替店は以下の記事をご参照ください。
全体としては、関空・成田が良い傾向にあります。もし乗り継ぐ場合には、これらの空港で両替することをおすすめします。
なお、日本の市街地での両替は現在、都市銀行や郵便局での外貨両替はすべて廃止になっていることからかなりやりにくいです。このため店舗で両替するのであれば空港での両替がおすすめです。
自宅で両替する場合は、外貨両替ドルユーロは郵送で両替が可能、かつ、レートも日本の空港や銀行と同等~良いぐらいのレートです。
外貨両替ドルユーロは、利用レポートを以下の記事でまとめています。ただし、両替は3万円以上からになる点にご注意ください。
個人的には3万円以下と少額であれば、寝かせておいて次回の海外旅行で現地で両替しても良いと思います。どうしても両替したい場合には、空港や銀行の両替をあたるのが良いでしょう。最新の両替レートは以下から確認できます。
ただし、現在銀行は基本的に外貨両替を行っていません。みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行といったメガバンクや、郵便局・ゆうちょ銀行でも外貨両替は終了しています。銀行で取り扱いがあるのは、都市部や空港にある外貨両替の専門店のみとなるため、この点はご注意ください。
最後に、アメリカ現地で実際にアメリカドルを使う上での注意点をまとめます。
項目 | アメリカ | 日本(参考) |
---|---|---|
通貨名 | ドル | 円 |
補助通貨 | セント | 銭(流通無し) |
英語表記 | United States Dollar | Japanese yen |
省略表記 | USD | JPY |
通貨記号 | $ もしくは US$ | ¥ もしくは JPY |
日本ではなじみの少ない、2ドルや20ドルといった2刻みの紙幣が多く出回っていることが特徴でしょうか。(とはいえ、2ドル紙幣はあまり見る機会は無いですが・・・)
また、アメリカドルはすべての紙幣が同一のサイズとなっている事も特徴ですね。
実際50セント硬貨や1ドル硬貨はあまり流通していないため、多く見かけるのはこれ以外の硬貨ですね。
アメリカでの両替は、可能な限り日本では行い、現地では行わないよう調整することをおすすめします。
皆様のアメリカ旅行が楽しいものとなりますように。