日本国内の両替
国別両替まとめ
外貨両替ドルユーロ、最近は結構浸透してきているようで、使う方も多くなってきました。
通貨にもよりますが、概ね現地空港より安いか、同じくらいのレートで使用できるのは、海外旅行の準備をする上で助かります。
ただそれでも、どうせ使うならいろいろ安くしたいものですね。
ここでは、外貨両替ドルユーロをよりお得に使うための方法と、通貨別のレート比較、実際に使ってみた利用レポートをまとめました。
まずは、クーポンコードから。
これは条件一切なく、100円引きになります。
誰でも使えますので、まずこちらを使いましょう。
クーポンコード:tvm072
使い方は簡単、購入するときに住所や名前、電話番号をいれるところがありますが、そこにクーポンコードを入力する欄があります。
そこに上記のコードを入れるだけで、100円引きになります。
次に、使う条件がありますが、安くなる方法をまとめます。
10万円以上両替すると、送料の400円が無料になります。
代金引換の場合は、400円分が引かれて700円→300円になります。
これも基本的には適用しておいたほうがいいでしょう。
ただ10万円は多くないか?と思われるかたもいらっしゃると思います。
1人かつ短期間の旅行だとさすがに10万円は多いですね。
ただ2人以上で行くのであれば一緒に両替しておいたりとか。
長期間の旅行で行くのであれば10万円くらいは使うと思います。
行く国によるのですが、個人的な基準は2人で3泊4日くらいからでしょうか。
これだと二人分で10万あったほうが安心だと思います。
海外行くと使いたくなりますからね・・・。
送料は、銀行振り込みの場合400円、代金引換の場合700円です。
外貨両替ドルユーロの振込先は以下の通りです。
以下の銀行口座をお持ちの方で、インターネットバンキングを使えるなら振込手数料は無料です。
(ゆうちょは月5回まで)
上記以外の銀行口座をお持ちの方。
条件によりますが、一定以上の金額預け入れや、給与振り込みなどで振込手数料が無料になっている場合があります。
この場合もインターネットバンキングを使う必要があります。
上記に当てはまらない場合には、振込手数料は例えば大手都銀で以下の通りです。
(以下の銀行の口座を持っていて、ATMでキャッシュカードから、他行に振り込む場合)
30000円以下 | 30000円以上 | |
三菱UFJ銀行 | 270円 | 432円 |
みずほ銀行 | 216円 | 432円 |
三井住友銀行 | 216円 | 432円 |
代金引換でかかる手数料は300円。
殆どの方は30000円以上の両替を申し込むと思いますが、この場合振込手数料が432円となるので、代金引換のほうがお得です。
逆に30000円以下の両替であれば、振込手数料は216円か270円なので、銀行振込のほうがお得です。ただ差額は少ないので、代金引換のほうが銀行行かなくて済む分、楽ではあります。
このあたりは金額の差と手間をみて決めていただく必要があります。
タイムセールがかかっているとよりお得になります。
もしまだ余裕がある場合には、様子を見てみてもいいかもしれません。
ただこれは本当にタイミングなので・・・。
今まで待ってみたこともありますが、特に傾向も対策もありません。
強いて言うなら夏休みの海外旅行ハイシーズンに、外貨売却のほうでタイムセールが多くかかっていたことはありましたね。
(需要期で外貨が必要だったものと思われます。)
こちらが購入する側のタイムセールは、完全に運です。
おそらく外貨が余り気味な時にかかるものと思われます。
かかればラッキー、ぐらいで、間に合わなくなっては本末転倒。
こちらはある程度で見切りをつけたほうが良いでしょう。
大人数や長期間の旅行へ行く方向けに、多額の両替での優遇レートもあります。
さすがにこの金額を両替される方はあまり多くないですね。
ただ、例えば大人数で海外へ行く場合や、海外留学等で多くの現金を持っていきたい場合には有効ですね。
多額の両替をする場合には、レートの影響はかなり大きいです。
もし必要な方は活用してみてください。
かなり安く使えるので、安全なの?と不安に思われる方もいらっしゃると思います。
私自身は基本的に海外旅行へ行く際にはこちらのサービスを使っていますが、今まで問題があったことは一度もありません。
強いて言うなら、夏のハイシーズンに、欲しい外貨が売り切れていたことがあった事くらいでしょうか。
ただこちらはすぐに補充されましたので、特に問題もありませんでした。
個人的にはこの点は、きちんと外貨の在庫管理をしている、という点で逆に安心できました。
対応できる分しか受注していない、という事ですからね。
送られてくる外貨についてもかなりきっちりしています。
送付は簡易書留。
配送の記録がきっちり残るので安心です。
追跡番号もメールで連絡されます。
なお、簡易書留と普通の書留の違いはあまりありません。
普通の書留は、中継している郵便局の記録がすべて残ります。
簡易書留は、郵便物の引受と配達のみ記録に残り、途中は残らない、というものです。
紛失すると替わりが効かないもの、例えば限定品や工芸品等は、書留にすることで郵便局がどこでなくしたかを特定できるようになっています。
ただ外貨については郵便局が紛失しても、べつに同じ外貨が送られれば良いだけなので、簡易書留で十分です。
送付される配送物は、このような形で厳封されています。
途中で何かされていてもわかるようになっています。
信頼性に関しても、私自身は特に問題にあったことはありません。
今まで全て申し込んだ翌日には受領できています。
明細も細かく記載され、間違っていたことはありませんでした。
発送〆は平日の15時。
銀行振込の場合、この時間までに振込確認ができている必要があるので注意してください。
私の場合の申し込みの一例ですが、だいたいこんな感じでした。
なお、私は局留め受け取りにしています。
局留めについては郵便局のページで確認してみてください。
局留めでない場合には、このあと郵便局から配達に来るので、配達時間は郵便局次第ですね。
私は大型の郵便局が近所にあるので、よく使っていますが、かなり早い時間でも受け取れるので便利です。
発送地は東京・渋谷郵便局のようです。西は大阪、北は仙台くらいまでなら1日で届くはずです。
詳しい配送日程は、こちらに記載があります。
私の場合は東京→東京だったので、本当あっさりうけとれます。
きちんと時間までに振り込んでいれば、配送が遅れたことも私はありませんでした。
繁忙期に1度申し込んだときは、19:30頃に発送連絡があった事もあったため、必ず当日中にやりきる方針のようです。
遅くまで対応頂いてありがたい限りですね・・・。
中身はこんな形。
複数外貨を申し込んだ場合は、外貨別に封入されて送られます。
また、各外貨について、どのレートで、どの種類のお札が、何枚封入されて、いくらになっている、というのが、きちんと分かる明細も入っています。
これだけきちっと送られていると、受け取る側もやはり安心できますね。
外貨両替ドルユーロで取扱いのある、全17通貨について比較しました。
レートは2018/7/18時点のレートで比較しています。
最安値となる両替場所を太字にしています。
通貨 | 外貨宅配 | 日本の空港 | 現地の空港 |
アメリカドル | 114.77 | 114.96 | 121.595 |
ユーロ | 134.83 | 135.35 | 143.761 |
イギリスポンド | 155.32 | 158.84 | 161.200 |
中国元 | 17.29 | 18.4 | 17.412 |
韓国ウォン | 0.10292 | 0.1138 | 0.101 |
香港ドル | 14.62 | 16.66 | 14.533 |
台湾ドル | 3.823 | 4.18 | 3.812 |
カナダドル | 88.84 | 93.21 | 88.731 |
スイスフラン | 117.05 | 117.31 | 116.822 |
オーストラリアドル | 86.28 | 91.89 | 92.970 |
ニュージーランドドル | 79.37 | 84.84 | 80.970 |
タイバーツ | 3.512 | 3.8 | 3.449 |
シンガポールドル | 84.96 | 87.4 | 84.048 |
フィリピンペソ | 2.185 | 2.41 | 2.187 |
インドネシアルピア | 0.0086 | 0.0103 | 0.008 |
ベトナムドン | 0.00556 | 0.0057 | 0.005 |
マレーシアリンギット | 28.75 | 31.83 | 28.409 |
・・・これだけだと具体的にいくら差があるか分かりにくいですね。
そこで、10000円両替した場合にどのくらい差がでるのかの表をまとめてみました。
外貨宅配⇔日本の空港での比較と、外貨宅配⇔現地の空港でまとめています。
日本の外貨宅配のほうが全通貨で安いです。値段的には空港の両替店を使う理由はないですね。
外貨宅配を使うといくら得するのかを次の表でまとめました。
通貨 | 10000円両替した 場合の差額 (外貨宅配した場合の損得) |
アメリカドル | 115円得 |
ユーロ | 135円得 |
イギリスポンド | 318円得 |
中国元 | 644円得 |
韓国ウォン | 1057円得 |
香港ドル | 1383円得 |
台湾ドル | 932円得 |
カナダドル | 466円得 |
スイスフラン | 0円(差額無し) |
オーストラリアドル | 643円得 |
ニュージーランドドル | 679円得 |
タイバーツ | 821円得 |
シンガポールドル | 262円得 |
フィリピンペソ | 1029円得 |
インドネシアルピア | 1977円得 |
ベトナムドン | 252円得 |
マレーシアリンギット | 1050円得 |
こちらは国によりことなります。
タイ(スワンナプーム国際空港の場合)、ベトナム、インドネシアは差額が大きいため、現地での両替も検討してください。
それ以外の国は、得する場合にはもちろん外貨宅配ですね。
損する場合でも差額が小さい場合は、現地での時間ロスを防ぐために外貨宅配をオススメしています。
外貨宅配を使った場合、得になるか、損になるかで以下の表は記載しています。
通貨 | 10000円両替した 場合の差額 (外貨宅配した場合の損得) |
アメリカドル | 608円得 |
ユーロ | 719円得 |
イギリスポンド | 322円得 |
中国元 | 70円得 |
韓国ウォン | -160円損 |
香港ドル | -73円損 |
台湾ドル | -30円損 |
カナダドル | 0円(差額無し) |
スイスフラン | 0円(差額無し) |
オーストラリアドル | 744円得 |
ニュージーランドドル | 162円得 |
タイバーツ | -179円損 |
シンガポールドル | -84円損 |
フィリピンペソ | 7円得 |
インドネシアルピア | -681円損 |
ベトナムドン | -1125円損 |
マレーシアリンギット | -142円損 |
ここまで外貨を購入する際の話を中心にしてきましたが、実はこちらのサービス、外貨買取レートも非常にレートがよいのです。
こちらは特に世界中で一番高く買い取ってくれるんじゃないか、といった勢いがあります。
では実際に比較してみましょう。
通貨 | 外貨宅配 外貨両替ドルユーロ (基本的に最安値) |
現地空港 | 成田空港 GPA (成田最安) |
アメリカドル | 109.7 | 103.26 | 108.75 |
イギリスポンド | 141.26 | 134.78 | 133.21 |
インドネシアルピア | 0.00763 | 0.00761 | 0.00520 |
オーストラリアドル | 80.58 | 79.40 | 73.27 |
カナダドル | 84.72 | 81.90 | 76.73 |
シンガポールドル | 80.37 | 80.23 | 76.89 |
スイスフラン | 109.68 | 108.23 | 107.07 |
タイバーツ | 3.31 | 3.29 | 2.95 |
ニュージーランドドル | 74.41 | 73.30 | 66.53 |
フィリピンペソ | 2.073 | 2.05 | 1.81 |
ベトナムドン | 0.00478 | 0.00474 | 0.0040 |
マレーシアリンギット | 26.89 | 26.81 | 23.36 |
ユーロ | 128.03 | 124.17 | 125.28 |
韓国ウォン | 0.09753 | 0.09728 | 0.0856 |
香港ドル | 13.92 | 13.93 | 11.87 |
台湾ドル | 3.564 | 3.5778 | 3.1481 |
中国元 | 15.97 | 16.16 | 14.56 |
単なるレートの比較だと、どのくらい差があるのか非常に分かりにくいです。
結論からいうと、成田空港での両替価格と比べると、外貨両替ドルユーロは圧勝しています。
基本的には現地空港と外貨両替ドルユーロの戦いです。
ここではどのくらい差がでるのかに着目して、表をまとめなおしました。
成田空港で10000円分の外貨を、ほかの場所で同じ額両替したらいくらになるのかをまとめました。
通貨 | 外貨宅配 外貨両替ドルユーロ (基本的に最安値) |
ドルユーロと 現地空港の 差額 |
現地空港 | 成田空港 GPA (成田最安) |
アメリカドル | ¥10,087 | +¥592 | ¥9,495 | ¥10,000 |
イギリスポンド | ¥10,604 | +¥486 | ¥10,118 | ¥10,000 |
インドネシアルピア | ¥14,673 | +¥38 | ¥14,635 | ¥10,000 |
オーストラリアドル | ¥10,998 | +¥161 | ¥10,837 | ¥10,000 |
カナダドル | ¥11,041 | +¥368 | ¥10,674 | ¥10,000 |
シンガポールドル | ¥10,453 | +¥18 | ¥10,434 | ¥10,000 |
スイスフラン | ¥10,244 | +¥135 | ¥10,108 | ¥10,000 |
タイバーツ | ¥11,220 | +¥68 | ¥11,153 | ¥10,000 |
ニュージーランドドル | ¥11,184 | +¥167 | ¥11,018 | ¥10,000 |
フィリピンペソ | ¥11,453 | +¥127 | ¥11,326 | ¥10,000 |
ベトナムドン | ¥11,950 | +¥100 | ¥11,850 | ¥10,000 |
マレーシアリンギット | ¥11,511 | +¥34 | ¥11,477 | ¥10,000 |
ユーロ | ¥10,220 | +¥308 | ¥9,911 | ¥10,000 |
韓国ウォン | ¥11,394 | +¥29 | ¥11,364 | ¥10,000 |
香港ドル | ¥11,727 | -¥8 | ¥11,735 | ¥10,000 |
台湾ドル | ¥11,321 | -¥44 | ¥11,365 | ¥10,000 |
中国元 | ¥10,968 | -¥130 | ¥11,099 | ¥10,000 |
上記から、外貨両替ドルユーロは以下のことが言えます。
外貨両替ドルユーロの圧勝です。
一番差があるものだと、インドネシアルピアで外貨両替ドルユーロのほうが10000円あたり4673円多く両替してくれます。
さすがにこれだけ差がでる通貨はすくないですが、それでも特に東南アジアやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の通貨で、成田空港より1000円以上多く両替することができます。
基本的に日本に持ち帰ってきてしまったなら、外貨両替ドルユーロ一択です。
現地の空港と比較しても外貨両替ドルユーロのほうが有利な事が多いです。
もちろんその時々のレートにもよるのですが、特に先進国通貨を中心に外貨両替ドルユーロのほうが有利です。
基本的に有利~同程度の差になるかと。
これだけ有利に両替ができるのであれば、がっつり日本に持って帰ってきてもあまり気にならないのではないでしょうか。
現地で現金が切れると、さすがに不安になりますからね・・・。
以上、外貨両替ドルユーロについてまとめてみました。
実際そんな手間がかかるわけではないので、結構便利かなと思います。
個人的に特に心配性な癖にケチなので、現地での両替という心配事が一つ減るのはありがたいですね。